矯正を始めるのに
年齢は関係ありません
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噛み合わせの良い歯並びと美しい笑顔・口元は、健康な体と快適な生活にとても大切です。
小児期からの矯正は、見た目を良くするだけではなく、永久歯がきちんと並ぶスペースを確保する目的があります。また、歯の矯正は大人になっても可能で、開始時期に年齢制限はありません。自分の意思で矯正歯科治療を希望する大人の方が増えています。
矯正歯科治療は公的健康保険の対象外の自由(自費)診療となります。 -
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矯正をおすすめする理由
- 見た目のコンプレックスを予防・解消できる
- 歯磨きがしやすくなることで歯の清掃性が上がり、虫歯や歯周病の予防につながる
- 噛み合わせが改善され、顎や歯周組織への負担も軽減される
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矯正したほうがいい歯並び
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過蓋咬合
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上顎前突
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下顎前突
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空隙歯並び
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叢生(そうせい)
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開咬
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矯正装置の種類
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メタルブラケット

歯の表面に金属性のブラケットを接着するオーソドックスな装置です。薄くて丈夫なため、調整がしやすく多くの症例に対応することができるうえ、他の装置に比べて安価で治療できます。
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クリアブラケット

装置が透明なセラミックでできているため、目立ちにくい装置です。メタルブラケット同様、多くの症例に対応でき、非金属性のため、金属アレルギーの方でも使用できます。
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舌側矯正(リンガルブラケット)

舌側矯正ともいいます。装置が外側から見えないため、表側装置に抵抗がある方におすすめです。また、歯の裏側のエナメル質は厚く、常に唾液で潤っているため、虫歯のリスクを減らすことが期待されます。
小児矯正
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昔に比べるとお子様の顎は小さくなっている傾向にあります。結果として、歯の生えるスペースが十分に確保されず、歯列不正を引き起こすリスクが昔より高くなっていると言われています。
だからこそ小さな頃から定期的に歯科医院に通っていただければ、お口の管理をしながら、適切な時期に矯正治療を始められるのです。様々な治療の選択肢を提案できることから、将来抜歯せずに歯並びを整えられる可能性が高まります。 -
矯正装置の種類
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⻭列矯正⽤咬合誘導装置
(プレオルソ):10~12歳歯に固定するのではなく、家にいるときにだけ装着します。歯を動かすことに加えて、歯の周囲の筋肉のバランスも整えます。
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拡大プレート
乳歯と永久歯が混在している時期に、歯並びを拡大する装置です。永久歯を抜かないで治療するために使用します。
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⻭列矯正⽤咬合誘導装置
(ムーシールド):3歳~⻭列矯正⽤咬合誘導装置(ムーシールド)は受け口を改善する装置です。
主に就寝時に専用マウスピースをつけることで、舌や口腔周囲筋の状態を整えます。
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- 矯正治療の一般的な治療費は60万~150万円、一般的な治療期間は2~3年、一般的な治療回数は24~36回となります。使用する装置、症状や治療の進行状況などにより変化しますので、参考程度にお考えいただき、詳細は歯科医師にご確認ください。
- 機能性や審美性を重視するため、公的健康保険対象外の自費診療となり、保険診療よりも高額になります。
- 最初は矯正装置による不快感、痛みなどがあります。数日から1~2週間で慣れることが多いです。
マウスピース型矯正装置
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当院ではマウスピース型(カスタムメイド)矯正⻭科装置(インビザライン)という一見矯正と気付かれないマウスピース型矯正を行っています。金属アレルギーの方でも安心して治療が可能です。接客業、営業職など、人前に出るお仕事の方や、歯の重なり具合がひどくない方におすすめの治療方法です。 -
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Merit
メリット
- 透明なため目立ちにくい
- 取り外し可能なため清潔に保てる
- 薄いため痛みや違和感を感じにくい
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Demerit
デメリット
- 毎日継続して装着しないと効果が出にくい
- 歯並びによっては対応が難しい
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マウスピース型(カスタムメイド)矯正⻭科装置(インビザライン)の流れ
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Step01
カウンセリング
矯正担当医がお口の中の状態を診ながらヒアリングを行い、インビザラインについてメリット・デメリットなどの説明をいたします。
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Step02
精密検査・
治療計画の説明お口の中検査の他にレントゲン撮影、お顔やお口の中の写真撮影を行い、精密検査の結果を元に治療計画について説明いたします。
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Step03
歯型取り・製作
マウスピース型(カスタムメイド)矯正⻭科装置(インビザライン)作製用の歯型を採ります。マウスピースが出来上がるまで、およそ1ヶ月~1ヶ月半かかります。
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Step04
治療開始
マウスピースは定期的にます。通常1ヶ月から2ヶ月に一度通院していただき、新しいマウスピースをお渡しいたします。
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Step01
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- マウスピース型矯正装置(インビザライン)は医薬品医療機器等法(薬機法)の承認を受けていない未承認医薬品です。
- 米国アライン・テクノロジー社の製品です。当院はインビザライン®を用いた治療システムを、米国アライン・テクノロジー社のグループ会社である「アライン・テクノロジー・ジャパン株式会社」より入手しています。
- 国内にもマウスピース型矯正装置として医薬品医療機器等法(薬機法)の承認を受けているものは複数存在します。
- マウスピース型矯正装置(インビザライン)は1998年にFDA(⽶国⾷品医薬品局)により医療機器として認証を受けています。
- マウスピース型矯正⻭科装置(インビザライン)は完成物薬機法対象外の矯正⻭科装置であり、 承認薬品を対象とする医薬品副作⽤被害救済制度の対象外となる場合があります。
矯正歯科治療における一般的なリスクと副作用について
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- 最初は矯正装置による不快感、痛み等があります。数日間〜1、2週間で慣れることが多いです。
- 歯の動き方には個人差があります。そのため、予想された治療期間が延長する可能性があります。
- 装置の使用状況、顎間ゴムの使用状況、定期的な通院等、矯正治療には患者さんの協力が非常に重要であり、それらが治療結果や治療期間に影響します。
- 治療中は、装置が付いているため歯が磨きにくくなります。むし歯や歯周病のリスクが高まりますので、丁寧に磨いたり、定期的なメインテナンスを受けたりすることが重要です。また、歯が動くと隠れていたむし歯が見えるようになることもあります。
- 歯を動かすことにより歯根が吸収して短くなることがあります。また、歯ぐきがやせて下がることがあります。
- ごくまれに歯が骨と癒着していて歯が動かないことがあります。
- ごくまれに歯を動かすことで神経が障害を受けて壊死することがあります。
- 治療途中に金属等のアレルギー症状が出ることがあります。
- 治療中に「顎関節で音が鳴る、あごが痛い、口が開けにくい」などの顎関節症状が出ることがあります。
- 様々な問題により、当初予定した治療計画を変更する可能性があります。
- 歯の形を修正したり、咬み合わせの微調整を行ったりする可能性があります。
- 矯正装置を誤飲する可能性があります。
- 装置を外す時に、エナメル質に微小な亀裂が入る可能性や、かぶせ物(補綴物)の一部が破損する可能性があります。
- 装置が外れた後、保定装置を指示通り使用しないと後戻りが生じる可能性が高くなります。
- 装置が外れた後、現在の咬み合わせに合った状態のかぶせ物(補綴物)やむし歯の治療(修復物)などをやりなおす可能性があります。
- あごの成長発育により咬み合わせや歯並びが変化する可能性があります。
- 治療後に親知らずが生えて、凸凹が生じる可能性があります。加齢や歯周病等により歯を支えている骨がやせると咬み合わせや歯並びが変化することがあります。その場合、再治療等が必要になることがあります。
- 矯正歯科治療は、一度始めると元の状態に戻すことは難しくなります。
矯正医出勤カレンダー
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- 休診日
- 16:30まで診療
- 副院⻑担当⽇
- 矯正医出勤⽇
- 口腔外科
- 午前中休診
- 午後休診
- 17:00までの診療
料金表
| メタルブラケット | ¥660,000 |
|---|---|
| クリアブラケット | ¥770,000 |
| リンガルブラケット | ¥1,320,000 |
| マウスピース型(カスタムメイド)矯正⻭科装置(インビザライン) | ¥55,000~880,000 |
| 小児矯正 混合歯列 | ¥330,000 |
| 小児部分矯正 | ¥165,000 |
| ⻭列矯正⽤咬合誘導装置(ムーシールド) | ¥55,000 |




